線路は続くよどこまでも
新しい年に何をしているかってその人のある面を映し出しているかもしれないなと思います。以前はにぎやかなお笑いを観ていたなあと思います。もちろん大晦日は紅白で。
お笑いに関しては小学生時代にお笑いの人になりたいと思っていました。お笑にどんなジャンルがあるのかどうしたらなれるのかなんて全く知りませんでしたが。そんな自分が遠足のバスの中でマイクが回ってきた時に覚えていた落語を披露したことがありましたが、みんな聴いちゃいなかったと思います。小学生の遠足には不似合いですもんね。汗
今でもお笑いが好きですが、それを自分なりに掘り下げると、笑わせることを生業としている人の在り方に興味を持っているんだなと思います。例えば明石家さんまさんのように長く頂点に立っている人には、立っていられる理由があるはずです。薄々思うところはありますがそれが当たっているかどうかはわかりません。
多分落語のような成立している芸能?に限らずとも、テレビのMCの中にも技を見せてもらうことが楽しい自分なのだと思います。人を安心して笑わせることができるって大変な技術だと思います。
そんな今年の初めにはテレビを点けたいと言う気持ちになりませんでした。こんなことは珍しいんですが、ひとつは年末に一気読みした「『利他』とはなにか」の影響があるように思います。それはこれまで無意識に行ったり来たりしていた世界の隙間に身を置いてみたいと思いはじめたからです。意味不明ですよね。
もうひとつは高田漣さんの「ギターというモノ/ギタリストというヒト」を読みながら、ふと友部正人さんの歌を聴きたくなり「歯車とスモークドサーモン」というアルバムを聴き始めました。そしたら久しぶりに「ことば」に気持ちが動かされて自分にとっての原点の原点みたいなところへ引き戻された感じがしました。
それは何かから遠ざかる感触と、何かに近づいている感触が入り混じった不思議な感覚でした。「あれ!」っという感覚に近いものかもしれません。
最初の高座の画のように今年のお題はわかりませんが、歌うたいに近づく旅ができたらと思います。線路は続いていますね・・・どこまでも。
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アリシアの森のクリスマスは新年まで続きますよ。
ぜひ遊びにきてください。
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