SUZUKIのハーモニカホルダー

ハーモニカプレーヤーの方のブログを見ていたら、僕たちのように首にぶら下げるホルダーを使って吹ける楽器ではないと書かれていました。本当にそうだなと思います。ハーモニカの音色は手のひらに包まれてこその音色だったりしますし、ブルースハープで音を上げ下げするベンド奏法も手持ちでなければ充分に操作することは難しいと思います。

しかし僕のように弾き語りで吹く場合にはホルダーを使うしかありません。ハーモニカの100パーセントの魅力を引き出すことはできませんが、できる限りのことはやってみたいと思っています。

ところで本筋から外れるのですが、僕にとってホルダーを使う時の問題はホルダーの位置決めです。吹きやすいように顔の近くにセットすると歌う時に顔に触れて困ります。かといって顔から離してセットすると、吹く時に頼りない感じがしますし、下手をすると吹くことができない、なんていうことにもなりかねません。

僕は鈴木楽器製作所のハーモニカを使っていますが、同じく鈴木製のホルダーを使っています。このホルダーは他のものと考え方ら違っていて上下から挟み込むのではなく、左右から挟み込むようにできています。この黒い臼状の部分で左右から挟み込むわけです。

使ってみるまではちょっと頼りないんじゃないかなと思っていたのですが、これまで使用中に落ちたことはありません。ただしホルダーを首から取り外そうとした時にハーモニカを落っことしたことがあるので、これは要注意です。

このホルダーの優れているところはハーモニカに角度をつけられるとこです。左右から挟む仕組みなので上向きでも下向きでも好きな角度にすることができるんです。これも角度をつけたら落ちるんじゃないかという心配がありましたが、今のところ角度をつけたことが原因で落ちたことはありません。

僕は販売されているままの状態だと、ハーモニカが高すぎるので、首にかける部分のアームとハーモニカを取り付ける方のアームを反対にしています。そうすると首の方の接合部分の角度が下向きになって、ハーモニカの位置が少しだけ低くなります。これで多少は調整ができますが、今後鈴木楽器製作所さんが取り組んでくださるのならば、ハーモニカを取り付ける方の高さ調整ができる製品を作って欲しいなと思います。3段階くらいあればそれだけでもすごく違うと思います。

さあみんなで声をあげてそういうホルダーを作ってもらおう。