東日本大震災から13年

東日本大震災から13年。久米小百合さんの声がけでスタートした東北応援団 LOVE EASTは昨年で活動を終え、現在はLOVE EASTとして能登の支援活動に入っています。私は代表を退いて顧問という立場で関わらせてもらっています。

写真は能登半島を訪ねた久米小百合さんとスタッフ達です。

東北応援団 LOVE EASTの活動の終盤はコロナに見舞われ、予定していたプログラムをいくつも断念せざるを得なくなり、フェードアウト的な感じになってしまったことが心残りです。活動の中で出会った方々やお世話になった方々へのご挨拶もできないままになっていることが今でも気がかりです。

東北応援団 LOVE EASTの活動は終えましたが、被災された方々にとっては終わりはありません。今朝のあるテレビ番組で耳にしたのですが、被災されながら現地で復興に関わっておられる方が「みんな疲れているんですよ」とおっしゃっていたことが心から離れません。

支援活動をさせていただいている時に注意していたことがまさにそのことでした。私たちが現地で何かをさせてもらうことが被災された方々の負担になってしまうということがあります。余計な気を使わせてしまうということがあります。ですからこちらからプログラムを提示することは極力避けてきました。現地のニーズがあれば出向くというスタイルを徹底していたんです。

もうひとつ今朝のテレビで語られていたのは、被災地のことを思う「意識高い系」的な人でなければ被災地を訪ねてはいけないと思っている人が多いということでした。現地の皆さんはもっと気楽に遊びに来てもらえればとても嬉しいということでした。これも大切なことだと思います。

今後東北の復興支援として何かをさせていただくことは無いかもしれませんが、今度はお客さんとして温泉や海の幸山の幸を堪能しに伺いたいと思います。

この13年の間に生まれた東北の方々との友情は変わることがありません。