面倒くさい男だなあ・・・

僕の場合自分のことをシンガーソングライターと表しています。元々のルーツはフォークだったのですが、いや本当は小学生の頃に聴いた母親が好きな歌謡曲だったり、同じく小学生の時にウクレレを弾いて真似をしていた牧伸二さんかもしれません。さらに遡ると可愛がってもらった叔父さんが聴かせてくれたクラシックなのかもしれません。

人前で演奏するようになったのが中学時代のフォークだったのでフォークと言っているのかもしれませんが、いくつかを自分で書き並べながら「あ!これ全部あるやん」と思ってしまいました。フォークシンガーと言いながら音楽のビートで言うと2ビートは苦手ですし、ソウル系の8ビートや16ビートは好きです。

どうしてこんなことを書き始めたのかと言いますと今「B.B. キング」の「Midnight Believer」というアルバムを聴いているからです。これがなんとも心地よいんです。1978年リリースのアルバムですから時代的にフィットするということかもしれませんが、改めてジャケットを見直してみるとなんとクルセイダーズとのアルバムであることがわかりました。知らなんだ・・・汗。これで彼のガッツリとしたアルバムよりもこのアルバムが好きだという理由がわかりました。

ところで僕は〇〇な人とシンプルに表現できないところがたくさんあります。ですからアーティストとしてもなんとなく捉えどころのない、わかりにくい人なんだと思います。それは以前から感じてはいて、時々何かになろうとしてみた時期もあったと思いますが、結局はよくわからない人に戻ってしまい今に至っています。

ただはっきりしているのは言葉が好きなことです。音が好きでその醸し出すもの(メロディーや和音?リズム?)も好き。ギターを弾くのは好き、でも歌うことは常に自信がない・・・。くらいでしょうか。そう言えば言葉に反応して曲を作り始めることもありますので、多分自分にとって言葉って大きいんだと思います。

ああもっとシンプルな人になりたいなあ・・・。でもそうなったらすぐにその服を脱ぎ捨てようとするんだろうなあ・・・。面倒くさい男だなあ・・・。でもこれも楽しいか!