できそうな感じがするからか

先日のブログに夫婦で久しぶりにロングドライブをした事を書いていたら、ふとライクーダーのジャケットを思い出しました。もちろん自分たちがこんな感じのビジュアルに見えているわけはありませんが気分だけはこんな感じでした。実際往路の高速道路では驟雨に見舞われ難儀しました。

ところでライクーダーは若い頃によく聴いていたアーティストです。このアーティストの怖いところは、これぐらいだったら自分にもできるという気にさせるところです。でもいざやってみるとこうはならないわけです。

1度ライクーダーのライブに行ったことがあります。その時はデヴィッド・リンドレーとのコラボでした、いつだったか調べてみるとなんと1979年秋だそうです。思ったよりも昔で驚きました。

というわけでここ数日ライクーダーを聴いています。ライクーダーはスライドギターの名手です。アコギはもちろんエレクトリックでもスライド奏法を聴かせてくれます。特にエレクトリックは独特の奏法で、指弾きでのバッキングの音が僕には出すことができません。いやエレクトリックではライクーダーだけじゃなく、どんなアーティストの音も出せないの間違いでした。

数年前には僕もオープンチューニングで弾くようになり、しばらくオープンGで弾いていましたが、ここ2年ほどはレギュラーチューニングに戻っています。オープンチューニングだと低音を弾きながら高音でのフレーズを弾けるのが良かったのですが、今はその部分をブルースハープで補っているという感じです。

ライクーダーのライブは聴きに行きましたが当然会ったことはありません。でもなぜか親しい人のように感じられるアーティストです。どうしてなんですかね。やっぱり自分でもできそうな感じがするからでしょうか。

スライドを弾いているこんな動画。