24時間後には家に戻って

昨日は朝に仙台のホテルでブログを書いた後に自宅へと戻ってきました。一昨日の往路は前が見えないほどの雨に悩まされましたが、昨日は一応晴れでした。一応と書いたのはどうやら黄砂のようで、水平方向が霞のようになっていました。

一昨日に由美子さんの兄弟が揃ったのは宮城県の北部の生まれ故郷でのことでした。そこは仙台から50〜60キロくらい北になりもう少しで岩手県というあたりです。その故郷での予定を終えて仙台のホテルに入りました。わざわざ仙台にホテルを予約したのは万が一由美子さんの体調が思わしくいなくなった時に行ける病院があるからです。

それに昨年8月の北海道以来の長旅ですから少しでも快適に過ごせるホテルにしようと思って探していたら、僕の財布で泊まれる市内中心部のホテルが見つかりました。後で知ったのですが以前中国の要人が泊まったことがあるホテルなんだそうです。確かにビジネスホテルではなくシティーホテル?でした。

仙台の友人にも仙台に帰ることは伝えていたので、何人かが僕たちの顔だけでも見たいとホテル側のカフェまで来てくれました。事前に由美子さんが疲れていたら僕だけ顔を出すことになるかも、と伝えてありましたが、結局二人で顔を出すことができて久しぶりの再会と、由美子さんの手術の成功をみんなが喜び祝ってくれました。

昨日も書きましたが癌を患った方の多くは社会との関わりを持ちにくくなってしまうことが少なくないのです。そんなこともあり由美子さんが心身共に会えるようならば会ったら良いと思っていましたが、それが実現できて良かったです。

由美子さんの故郷へ着いた24時間後には家に戻っているという強行軍でしたが、思い切って出かけて良かったと思っています。往路の雨が凄かったことから、ふとライ・クーダーのジャケットを思い出しました。