(8)コードAとEmの押弦について
この記事は以前のブログからの転載です
コードGの押弦とナッシュビルスタイルの押弦に続いてコードAの押弦について書きます。コードAもコードGの押弦と同様に下記のようなふた通りのフォームを目にします。
僕はタイプ1の方です。理由はAM7やA7へのチェンジの準備ができているということです。タイプ2の場合もAM7からはタイプ1と同じ押弦になっていくと思うので、ここは最初からタイプ1が良いというわけです。
先日のコードGの押弦の時にいただいたコメントの中に「発展性」という表現をされた方がいました。とても的確な表現だと思います。コードの押弦がひとつのコードを押弦するということにとどまらずに、簡単なフレーズを挟み込んだり、その後の展開に有利になる押弦が良いということです。そしてもうひとつは手首から指先までを緊張させない(無理をかけない)フォームということです。
タイプ1の場合のコードA、AM7、A7の押弦の変化です。1の指の変化だけで済んでいるのがわかると思います。
似たようなケースにEmの押弦があります。
これも僕はタイプ1です。コードEへのコードチェンジがスムーズですよね。ナッシュビルスタイルで2弦の3フレットと1弦の3フレットを押弦する人はタイプ2にならざる終えないですが・・。
次回は沢山あるコードをマスターするために知っておきたい考え方を紹介します。
ディスカッション
コメント一覧
1の指で3、4弦を押さえるのは初めて知りました。ウクレレはそういう押さえ方をしますよね。1〜4弦をセーハするA7もありましたね。これまたウクレレはそう押さえますね。
Eに関しては2弦の3フレットを小指で押さえるのはありですね。
ただし僕はAもEも7thを和音構成音の上の方に持ってきたくないと思うので、高い方の弦で7thを鳴らさないことが多いですね。
この記事を前に読んだ時にも思ったのですが、昔コード表を見て覚えた時に、Aは1の指で3弦4弦を一緒に押さえるように書いてあったので、今でもそうしています。
押さえ易さという点では、タイプ1や2より押さえ易いなと思っています。
ただ、手首から指先までを緊張させないという点ではマイナスかなとも思います。
A7も1の指で1~4弦をセーハして3の指で1弦の3フレットを押さえるタイプがコード表に書かれていて、曲の流れで好きな方を使っています。
Emですが、タイプ1の場合はEm7やE7の場合は、4の指で二弦の3フレットを押さえるタイプは使わないということでしょうか?