/新/演歌師
これまで何度か僕の『永遠鉄道』を演歌の大御所である渥美二郎さんが歌ってくださっていることを書いてきました。これまでも何人かのアーティストの方々が僕の曲をカヴァーしてくださったことはありましたが、今回のようにまったくジャンルの違う大御所にカヴァーしていただくことはありませんでした。と言いますか普通は出会うことすらないので そもそもあり得ないことなのだと思います。
それがなんと渥美さんが6月19日にリリースしたアルバムに『永遠鉄道』を収録してくださったんです。こんなことは僕にとってはまさかのまさかのことです。
渥美さんと初めてお会いした1年3か月前に、近い将来、僕の曲をカヴァーしてアルバムに収録してくださるなんてまったく考えられませんでした。
先日リリースされたアルバムを送っていただきました。アルバムタイトルは『新・演歌師』です。全10曲が収録されています。
以下収録曲です。
1.釜山港へ帰れ 2.出船 3.波浮の港 4.君恋 5.コーヒー・ルンバ 6.許してください 7.ワインレッドの心 8.ルビーの指環 9.涙色のタンゴ 10.永遠鉄道
『永遠鉄道』がラストの曲ですが、ある方がフェイスブックで「釜山港の船で始まって、永遠鉄道で終わるんですね」とコメントを残してくださいました。確かに旅を意識しての選曲のようにも思えますね。
ところでこのアルバムの凄いところは全曲渥美さんのギターと升谷マリさんのパーカッションだけで収録されているところです。渥美さんは元々ギターを弾いて流しをしていらっしゃったことがあるので、コンサートの半分をギターだけで歌いきってしまうこともあるくらいなんです。それでもあまり馴染みのない感じであろう『永遠鉄道』をギターで伴奏するのは結構難儀だったのではないかと思います。間奏では渥美さんのギターソロも聴けますよ。