振り子男
弦はEJ16に決めました。スライドバーはジムダンロップのガラスのバーに決めましたが、決めても揺らぐのが僕。ブレる男ナンバーワンかも・・・(汗)。
思い返せば僕は「これに決めた!」と宣言しながら振り子が振れるように迷い続け、いつかは振り子が静止するように観念して、やっと最終決定に至るという傾向があります。
というわけで今回の倉敷、津山、高松の旅へはスライドバーを3本持ってきました。
真ん中がストレート。左はストレートで薬瓶タイプ。右はカーブが付いているフレアタイプ。
ストレートの薬瓶タイプはもしもの時のスペアですが、フレアタイプはストレートとの弾き比べのためです。
フレアタイプは1弦から6弦までを同時に鳴らした時に弦とスライドバーの間に隙間がないので良いのですが、なぜか音はストレートの方が良いのです。
弾きながら気が付いたのはストレートとフレアの弦への力のかかり具合です。ストレートは複数の弦に均一同一方向に力を加えられるのに比べて、フレアはカーブが付いているので弦に対する力の向きが微妙に違ってくるようです。
この力のかかり具合の違いが音に出るのではないか、というのが辿り着いた答えです。
金属かガラスか。ストレートかフレアか。の振り子もそろそろ振幅が小さくなって旅を終えそうです。後は演奏ね、演奏・・・。