1周は2.5センチ

ギタリストの洪栄龍さんに先日ギターの弦高調整をしていただきました。その時にいまさら訊けないギターの話をいろいろ伺ったのですが、なんと僕の弦の張り方は古いということがわかりました。

ちなみそれはこれらです。

もちろんこれらは間違いというわけではないのですが、現に関していうと以前に比べて弦自体が良くなっているので、以前のように弦の巻きが緩むことを想定しての張り方はしなくて良いとのことでした。

そして今回教えてもらってただいま試しているのが以下のポイントです。

1:各弦のペグへの巻き数には基準があるのでその巻数にする。
*僕の動画では1周程度しか巻いていません。これは弦の伸びによる音程んも変化が少なくて済むためですが、音か
の面から考えるとある程度の巻数があった方が良いとのことでした。
*もうひとつの理由は最近のペグは中央部分に向かって細くなっていて、弦を巻き上げてゆくと弦が細い部分に固まる
集まるのでクイッと曲げて弦を滑りにくくする必要がなくなっているんです。なので次のポイント2になります。

2:ペグのところで弦が滑らないようにクイッと曲げるのは上向き(ヘッド面に対して直角)で良い。
*クイッと曲げるってなんだ?って話ですが、巻き上げてゆく時に弦が少しでも滑らないようにするためにクイッと曲
げます。僕はヘッドの先の方に向けてクイッと曲げていました。

3:ブリッジピンは軽く押し込んでおく。基本押し込まなくても止まる構造になっていますが、弦とブリッジの圧着という
意味では軽く押し込んでおくほうが良いとのことでした。

今日のブログのタイトルは「1周は2.5センチ」なんていうわけのわからないタイトルですが。それは僕のペグの周りを弦が1周する長さです。1周分を定規で計りましたが、弦の太さによっても違ってくるのでこの数字は正確ではありませんが、ひとまず今日はそれを基準に張ってみました。結果巻数が多すぎる弦が多発してしまいました。

まあ何度か意識して巻いているうちになんとなくわかってくることだと思います。

そうこの「なんとなくわかる」って大事。