それでも歌を歌ってく

朝ドラの『あまちゃん』以来、朝ドラを観る人になっています。現在放送中の『エール』も古関裕而さんのストーリーということで興味を持って観始めましたが、福島訛りや豊橋訛りが懐かしく(福島は東北出身だからで豊橋は知人が多いから)てしっかり楽しんでいます。

今は古関裕而さんが職業音楽家としてスタートするまでの顛末が繰り広げられています。僕と古関裕而さんを比べるのは失礼ですが、思いのほか、殊の外、自分自身のことと重なっていて不思議な気持ちになってしまいます。時にはドラマの台詞が過去に僕が放った言葉と重なり、思わず「すみません」と独り言を言ってしまうことがあるほどですw。

音楽で生きて行きたいと考え始めてから約50年、本当にいろいろな事がありました。ドラマを観ながら、この人は僕にとってはあの人だ、この出来事は僕にとってはあの出来事だ、などとなぞりながら、改めてひとりひとり、ひとつひとつに感謝な思いとすみませんの思いがこみ上げてきます。そして僕の人生に自分の人生を重ねて一緒に歩いてくれた妻に感謝するばかりです。

その妻は昨日が誕生日でした。妻の誕生日から9月の僕の誕生日までは妻がひとつ年上になります。妻は今でも僕のあまりに世離れした発言に呆れることがあると言っています。過去形じゃないところが焦ります。

新潟地震、宮城県沖地震、阪神淡路大震災、東日本大震災。その間にオイルショックやリーマーンショック等もありましたね。そしてコロナウイルスによる世界が揺さぶられる出来事。

それでもギターを弾いている。それでも歌を歌ってく。

 

 

日記

Posted by buchi