リゾ叩きとシェーカー振り

シェーカーたち

ルーパーを使い始めてからシェーカーを使うようになりました。ルーパーを使う場合モニター環境が整っていないとルーパーの再生音が聴き取れなくて演奏がずれてしまう可能性があります。特にバスドラム的に録音した低音は聴き取りにくいので、高い周波数を持っているシェーカーをガイドの意味も含めて加えるようになったんです。

例えばドキドキスキップという曲の場合まずルーパーのチャンネル1にギターのバッキングフレーズを4小節録音します。次にバスドラとスネア的な音を重ねるんです。そしてさらに同じチャンネルに2拍4拍の感じでシンプルなシェーカーを重ねます。次はチャンネル2の方に少し遊びのあるパーカッシブな音を録音して、最後に8ビートのシェーカーを重ねます。

こうして重ねての録音をし終えると全部の音が鳴っているわけですが、イントロ終わりでチャンネル2をフットペダルで止めます。そしてまたサビや間奏で再生させるというわけです。

チャンネル1に入れたシンプルなフレーズのシェーカーはチャンネル2を止めた時にガイドとして安心感を与えてくれます。必死にルーパーの音を聴こうとしなくても良くなります。

というわけでライブでシェーカーを振るようになったのですが、これが決して簡単ではありません。もちろんリゾネーターを叩いてパーカッション的な音を出すのも同じですが、シェーカーは一定の往復動作をしなければならないのでとても難しいんです。

なので時々リゾ叩きとシェーカー振りの練習をしています。ところで写真のシェーカーは全部食べ物だというのがちょっとですよね。ちなみに玉子型のシェーカーを載せているのは本当の玉子が入っていたケースです。