裏技

09/05/2023

クリスマスシーズンのコンサートの準備も少しずつ進んでいます。由美子さんとのリハも始まりました、コンサートのセットリストにに沿って構成を確認し、曲ごとの構成やハモのパートをアレンジしたり確認したりと、言葉にしてみるとけっこうあるものです。

僕は久しぶりにリゾネーターからアコギに戻すことにしましたが、コンサートではラインから出力するのでラインの音で選ぶと一番新しく手にしたトンプソンのTM-1というマホガニーのギターが良いことがわかりました。ピックアップはL.R.Baggsのアンセムです。

しかしこのギターはスライドバーを使って弾ける弦高に調整しているので、ナットという弦を張っているヘッド側の部分が高く、これで弾き切れるかどうかを悩んでいました。

というのもリペアでお世話になっているYさんにお願いすると急いでもらっても2週間ぐらいはかかるので間に合いません。昨日これまたお世話になっているギタリストのKさんとお話しする機会があったのでそのことをお話しすると、「僕で良ければ調整してあげるよ・・・」とのありがたいお言葉をいただきました。

というわけで来週早々に伺って調整していただくことになりました。この時Kさんと何の話をしていたのかといいますと、ギターのボディーをタッピング(叩く)する奏法についてでした。

僕がタッッピングすると音圧が大きすぎてピークメーターが反応することがあるので、リミッターのような機材を使った方が良いのかどうかを教えてもらいたくて先日電話をしました。その時がちょうどライブのリハ中だったのでゆっくりとお話しできなかったので、昨日わざわざお電話をくださったんです。優しいレジェンドです。

タッピングの方は先日教えていただいたことを参考にして試行錯誤をしながらまとまってきていたので、昨日は弦高調整の裏技があったりして(下がれ!って言ってみるみたいな)・・・、と閃き訊いてみたんです。その裏技は優しいレジェンドに調整していただくことでした(汗)。