小喜び×３
歌声ペトラが始まったのが１９９６年の秋のことだったと思います。大塚野百合さんの「讃美歌・聖歌物語」に触発されて、日本生まれの讃美歌を作り続けることができたらという思いが生まれた旨の話を、その後作詞者になる関根一夫先生に話したところ、一緒にやってみようかということになりスタートしました。
当初は１０００曲を目指してほぼ毎月１曲のペースで作り続けてきましたが、発表していた会場が使えなくなったりしたこともあって、２５０曲目でひとまず中断することにしました。その後もしばらく曲は作り続けましたが結局２５６曲でストップしたままになっています。
歌声ペトラの曲は３枚のCDに収録しましたが、それ以外の曲は録音物としては残っていません。生きているうちに何らかの形にしたいという気持ちを持ってはいて、取り組み始めたこともありましたが、なんせある意味膨大な曲数なのでなかなか形にできませんでした。
昨年夏に最後のチャンスのつもりで頑張ってみようかと思い立ち、MAKOTO BOXチャンネルにアップすることを考え始めました。そして８月２４日に２５６曲を目標に長い旅をスタートしました。最初はウクレレの弾き語りで始めたものの、クオリティーの面と自分がこれからずっと出るのかあ・・・、という恐怖心もあって、レコーディングした音を聴いていただくようになりました。
そして昨日の「この世の旅路主イエスと」でめでたく５０曲コンプリートとなったわけです。とは言え旅路の５分の１を終えただけですので大喜びというわけにはいきませんが、小喜び×３くらいの気持ちにはなっています。
この先も長いですが、すこしずつ旅の道具も整ってきていますし（レコーディング機材やスキル）楽しくやっていこうと思います。