プリーズ コール ミー サイモン
昨日はスピーカーのプラスとマイナスを間違って接続していたというかなり初歩的なミスのことを書きましたが、その後スピーカーケーブルの長さが気になりはじめました。なにが気になったのかと言いますと、左右の長さの違いがあるだろうことと、ケーブルを切るのを惜しんで無駄に長いまま接続していることです。
もちろん左右のケーブルの長さが同じ方が良いことも、最短の長さで接続した方が良いことも知ってはいます。でも「まあいいか・・・」ということにしていたわけです。
まあシビアに聴く目的でなければそれほど問題ではないと思いますが、レコーディングをするようになったおかげで、少しずつ追い込まれてきているわけです。
一応スピーカーケーブルはある程度のものを使っていますが、恥ずかしい話ですが細かいことにケチな僕は適切な長さにすることを長年やってきていませんでした。
昨日からまず適切な長さにつなぎ直したいと思いはじめました。どこかでずっと気になっていたんでしょう、ほぼ夜中的な早朝に目が覚めたのですが、二度寝しようと思ってもそのことが頭を巡って眠れそうにありません。ということで決意して4時半からケーブルの接続作業をはじめました。6時過ぎには作業を終えて今は精神的に静かな朝となっています(笑)。
音を聴いても正直どれだけの差があるのかは微妙ですが(両者を比べられないので)、良くなっていることは間違いないと思うので「まあいいか」です。
ところでリファレンス音源というものがあります。システムの音のチェックをするための音源(CDなど)のことですが、僕にとって欠かせないのがジェイムス・テイラーの「Sweet Baby James」です。
オーディオの周波数がどうのこうのということには向いていないと思いますが、なんせ一番聴いてきた音源のひとつだからです。それだけ耳慣れているのでシステムによる違いがよくわかるんです。
若かりし頃このアルバムからどれだけ影響を受けたかわかりません。もうひとり影響を受けたのがポール・サイモンです。
この二人は自分にとってどういう存在なんだろうと比較してみると面白いことがわかります。それは二人のビート感の違いです。ジェイムス・テイラーはロック的な感じがあります。対してポール・サイモンはフォーク的な感じがあります。
その違いは8ビートに如実に現れてきます。ジェイムス・テイラーは後ろ乗りな感じ。ポール・サイモンは前乗りな感じです。
さて僕はといいますと前乗り男なのであります。なのでロックができないのであります。なんかすごいカミングアウトしてますね(笑)。なので余計ジェイムス・テイラーに憧れたり好きだったりするんでしょうね。
ちなみに僕はクリスチャンネームをつけてもらっているんですが、それはサイモンなのでございます。プリーズ コール ミー サイモン。