「〇〇〇〇」くん

本当に最近のことなのですが、久しぶりにルアーフィッシングもしてみようかと思い立ちました。ターゲットは川バスです。ウォーキングのついでに道具を見に行きつけのショップに行ったところ、バス関係の商品は扱わないことにするとのことで格安で売られていました。

その帰り道に早速ワームという疑似餌を付けて投げてみましたが、投げ方が下手ということもあり早速糸が手元で絡んでしまいました。翌日も出かけましたがまたまた絡みまくるので、細めの糸に変えて絡むことは無くなりました。そして次は根掛かりに悩まされながら少しずつですがルアーフィッシングを楽しんでいます。

ここに至るステップの中に実は年頭から始めた断捨離が関係しています。というのは自分の一部メンタルの断捨離実験なんです。それは面倒臭いことに気持ちが向く自分の性格を捨ててみようかということです。フライフィッシングは繊細で面倒です。ルアーフィッシングはまさにスポーツフィッシングと呼んで憚らないダイナミックさがあります。

とここまではルアーを初めてみた経緯ですが、川に出かけた3日目の夕方楽しいことがありました。それはワームを付け替えている時のこと、一人の少年(小学生)が「何を釣っているんですか」と声をかけてくれたんです。僕は初心者なので照れながら小声で「バス」と答えました。「君は」と訊くと「オイカワ」とのことでした。

子供の釣りならば餌釣りかルアーだとたかを括っていたのでちょっと驚きでした。僕がフライで狙っていたのはまさに「オイカワ」だったからです。改めて少年の道具を見てみたらなんとフライフィッシングではありませんか。子供(失礼)がフライフィッシングをしているなんて驚きです。だって繊細で面倒なんですからね。

しばらく自己紹介的な釣り談義をして僕が「名前を教えてもらっても良い」というと「〇〇〇〇」くんとのこと。「僕はまこと」というと少年が「え!岩渕さん」というではありませんか。フライフィッシングをしていることでの驚きよりさらに数段ましの驚きでした。

そうしたら僕の一番上の孫と同じ学校とのことで、孫から僕のことを聞いていてわかったとのことでした。とても嬉し楽しな時間でした。

といことでSNSには上げないから写真を撮ろうかということにしてほぼ初自撮りをしました。

その後孫の母(義娘)と話したら「〇〇〇〇」くんがSNSに上がるのを楽しみにしているとのことでした、「〇〇〇〇」はSNSに上げると思ったみたいなので、今日はブログに書いてみました。

ルアーで最初にヒットしたのは春の椿事、思いがけない出会いでした。

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