知っているようでわからないゲイン

Apple Musicの再生リスト?にフェイバリットミックスというものがあります。フェイバリットを聴いても知っているアーティストが出てくるわけですから、改めて聴かなくても良い気もしますが、誰を聴きたいということがない時にはこれを選んでしまいます。

再生をスタートして最初に流れてきたのがジェイムス・テイラー、次にリッキー・リー・ジョーンズでした。我ながら確かにという感じがします。少なくともジェイムス・テイラーはなんだかんだ言って一番聴いているアーティストだと思います。

日々宅録人になってもうすぐ2年が来ようとしていますが、今頃になって改めてゲインの勉強をしなくちゃと思い始めています。特にボーカルや楽器の適正入力ゲインと最終的なミックスの適正ゲインです。最大音量をチェックするピークメーターはよく意味が分かりますが、RMSメーター、Loudnessメーターとなると何度勉強しても僕にはちゃんと理解がでません。さらにそれらを適材適所に使用して楽曲を録音し仕上げるというレベルはまだまだ学ばないと無理のようです。

それにしても最近思うことはレコーディングが楽しいということです。実は元々の僕はレコーディングが好きではなかったんです。それは写真館で記念写真を撮るに近い感じだったからです。録音や仕上がりはエンジニア任せで、その時点での最良の演奏をすることだけに集中していたように思うからです。

しかし日々宅録生活に入ってレコーディングのことがわかってきたのでしょう。いろいろなアーティストの作品を聴きながら音の意図のようなものがわかるようになってきました。録音面はもちろんですがアレンジ面でもです。

なのでMAKOTO BOXチャンネルの「歌声ペトラ」の楽曲が自分の足取りを残してくれているので改めて聴き直しています。最新はこちらです。