行き場を失った妄想

1週間前の今日北海道の旅を終えて夜に家に戻ってきました。旅もでしたが、その後もあっという間に過ぎた感じがしています。

さて積丹岬での絶品うにを堪能した後は少し時間に余裕があったの、以前からで心にかかっていた余市の恵泉塾に立ち寄れないかとお願いしました。どうして心にかかっていたのかは自分でもわかりません。恵泉塾のことをよく知っていてと言うことでもないんです。でももし立ち寄れたら寄ってみたいと無理をお願いしました。

恵泉塾は余市の市外から少し山に入った谷間にありました。僕が持っていたイメージとは違ってスイスの小さな村を連想させられるような美しい場所でした。スイスへ行ったことはありませんが。

僕たちは突然の部外者の侵入みたいなものですから、降りて見物的なことはしては行けないと思い、一帯の景色を眺めながら車から降りずにその場を後にしました。実は車の色が黒系だったせいかスズメバチが集まってきて、まるで侵入者から塾を守っているような感じでした。

その後はせっかくなのでニッカの工場にも立ち寄ることにしました。以前朝ドラで有名になった場所です。ご主人も奥さんのリタさんも余市に多大な貢献をしていらっしゃったようです。今でもリタロードという通りがあるほどでした。

鰊御殿のサイトから拝借

余市を後にして小樽へ向かいました。小樽では名前は何度も聞いたことはあるものの行ったことのない鰊御殿に立ち寄りました。小樽の南西側の岬にそれはありました。ちょうど港を見下ろすところに建てられているので、僕は妻に「きっと御殿から港に出入りする船を見ていたんだろうなあ・・・」的な、ありったけの妄想物語を妻に話して悦に入って建物に入ると、なんとこの建物は積丹から移築されたものだとのことで、僕の妄想が行き場を失ってしまいました。

ひとつの時代、鰊の豊漁に沸き立った沿岸もやがて鰊が漁れなくなり様変わりしました。最近も地球温暖化の影響なのか北海道で水揚げされる魚に異変が見られるようですが、それは昔からあったことなのかもしれないと鰊御殿を見ながら思いました。

鰊御殿の後は小樽市内観光をする予定でしたが、どこもかしこも人で溢れていたことと、以前に来たことがあるので取りやめにして本日最後の目的地へと向かいました。そこは札幌市街地にある永山レストというところです。

ここは妻が見つけたのですが。地元の人にもあまり知られていない穴場でした。ここは「旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮」ということで由緒ある建築物を内覧できますし、その一角にあるナガヤマレストという和洋折衷のカフェレストランでまったりともできる本当に穴場(2度も言うな)でした。

妻はここのパフェを食べたいというのが願いでしたが、それもコンプリートできました。コーヒーとパフェとまったりとで大満足でした。

朝のとうもろこしに始まり、積丹ウニ丼、パフェといただいてきましたが、夕食はどうするかということになり、量を調整しやすい回転寿司にすることにしました。もちろん地元の人気店で札幌駅の店舗では300人待ちなんていうこともあるそうです。

今回は中心街から離れたお店に連れて行っていただき、少しの待ち時間で入店することができました。お店は確か「根室花まる」だったと思います。

今回の旅で分かったことは妻と二人で車移動をしていると、仕事と変わらない感じがすることでした。3日目は後部座席で全てお任せの観光客丸出しで楽しませてもらいました。

最終日の4日目に、当初の予定では朝早く出て静内まで走り競走馬の牧場を見る予定を立てていましたが、これで十分と潔く断念して千歳空港で久しぶりの友人に会ってのんびり過ごし機内の人となりました。

こうして北海道でのことを書いていてもなんだか夢で見たような不思議な感じがしています。今回は珍しく事前に予定というものを立ててみたのですが、今度行くときには気ままにゆっくり旅をしたいと思います。そうそう予定のほとんどは達成したのですが味噌ラーメンだけ食べられませんでした。