鍵盤練習とギター型コントローラー
宅録では打ち込みということばが使われることがあるので、耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。これはレコーディングのためのDAWアプリへの録音の仕方のひとつで、楽器の音をMIDIデータとして入力することです。MIDIデータ入力には2種類ありまして、キーボードでリアルに演奏する形で入力するものと、ひとつひとつの音をデータとして手動で入力してゆく方法です。
データをひとつひとつ入力するのは骨が折れるので、僕はキーボードで演奏して問題があれば後で修正するやり方をしています。問題はキーボードを思うようには弾けないということです。以前ギター型の入力機器を持っていましたが、あんまり使い勝手が良くないのでかなり前に手放してしまいました。
今月に入って少しでも気持ちよく録音したいということで思いついたのがキーボードを練習することと、ギター型のコントローラーでストレスなく使えるものを探すことでした。
キーボードはそれなりに練習しました(もちろん途中です)。それは基礎的な練習ですが、これはこれですごく役に立っています。そしてギター型のコントローラーは価格も含めて比較検討した結果これが良いかということで、Instrument1というものにしました。新品まではいらないのでメルカリで安く出た時に手に入れました。
Instrument1も使い勝手が良いという第一印象ではありませんでしたが、現在少しずつ慣れているところです。それでもこの機材はiPadやiPhoneに接続しても使えますし、パッドとしても使えたりしていろいろつぶしが効くなと思っています。
で昨日アップしたYouTubeでは少し上達したピアノと、このコントローラーで入力したアコギとベースを聴いていただけます。アコギは入力しながら「これって使えるんだろうか・・・」と半信半疑でしたが、オケに混ぜてみると結構良い感じがしました。
ギターのジャンジャン弾く奏法はストロークと言いますが、1枚のピックで弾くのでそれぞれの弦が鳴るタイミングが少しズレます。それをキーボードで入力するのはとても大変なので、今後さらに上手く使っていければ重宝するかもと思っています。そんなこんなお時間のある時にちょっと聴いてみていただけらた嬉しいです。