オンラインの音声

zoomでのオンラインミーティングがすっかり日常になっています。と言いますかコロナ以前にには考えられなかったほど有効かつ親密なコミュニケーションを生み出してくれています。

僕が参加しているオンラインミーティングは僕がホストになって主催しているものが多いのですが、中にはアーカイブとして記録しそれをサイトにアップしているものもあります。アリシアの森の「テーマトークお茶会」がそれです。

サイトにアップしているのは音声だけですが収録はzoomの録画機能を使っていて、そこから音声だけを抜き出して編集し、アップしています。お茶会は2時間近い分量ですので編集もそれなりに時間がかかりますが、それぞれの会の内容がとても貴重なので愛情を持って編集しています。(自画自賛)

ここのところ気になっていたのが音声の中での自分の声の音の悪さでした。僕はコンピューターのカメラではなく外部のカメラを使っているんですが、音質はそのカメラのマイクの問題でした。宅録では散々拘りながら作業をしているのに、オンラインミーティングでは音への意識がすっぽりと抜けていました。それはミーティング中に自分の声をモニターして聴くことがなかったせいが大きかったと思います。

編集の段階になって「あれ!音が悪いなあ」と思うんですが、いざミーティングとなると他のことに気が行ってしまい音質のことを忘れてしまうんです。

ということで先日から自分の声のために別にマイクを使うようになりました。それで録音したものを聴くと普通の声になっていたので、原因はやはりカメラのマイクだったという訳です。

カメラのために付け加えておきますが、カメラのマイクが良くないと一概に決めつけているわけではありません。カメラはコンピューターの上に設置するタイプなので、どうしても顔から離れてしまいます。口に近づけた状態であればちゃんと収録できる可能性があるので、カメラとの距離を工夫すれば通常のミーティングにはなんら問題がないと思います。

なので今はこのマイクは出しっぱなしにしていて、ISA Oneというマイクプリを経由して自分の声を発信しています。

写真の背景のモフモフは気にしないでください。カメラマンの義息が撮影用に買ったと思われる豪華なソファーカバーを断捨離するというので、反響音を減らすために仕事部屋の壁に張り巡らしているんです。こんな壁で夏を乗り切れるかと心配していましたが、無事に乗り切りました。これからはこの壁の季節が近づいてきます。