今ばかりは「頑張れ!」

妻の手術から明日で1週間になります。先週土曜日から重湯の食事を摂っていましたが、昨日からそれが五分粥になり、栄養のための点滴が抜かれました。そしてお腹からの管も1本抜けて少しずつですが身軽になってきています。

重湯の次が五分粥ということはわかっていましたが、驚いたのは五分粥に3品ほどのおかずがついてきたことです。確かチキンの照り焼きとじゃがいもとコーンの煮物?ときんぴらゴボウです。まさかそんなしっかりとしたおかずがついてくるなんて思いもしなかったので、妻も僕もびっくりポン(古)でした。そして今日からはリハビリ室へ移動してのリハビリが始まるそうです。おそらく回復のスピードは速いのではないかと思います。このまま今週いっぱい順調にいけば一応ひと安心です。

そんな中、妻の1番の問題は眠れないことです。もちろん眠るための薬も処方していただいていますが、それでも眠れないようです。時に動悸もするとのことで、側で(オンラインですが)見ていても不安だろうな、しんどいだろうなと思います。それでも夜眠るためには昼間は寝ない方が良いわけなので、それはそれで昼も大変です。

とにかくあれだけの手術をしたんですからやはり普通の身体状態、精神状態ではないでしょうから眠れないというのもわからなくはありません。術後の睡眠を調べてみると、全身麻酔の影響や自律神経の乱れから不眠や動悸等様々な症状が起こるようです。

ところで癌の治療には〇〇癌センターのように癌に特化した病院があります。そういう病院は癌治療に関しては好成績をあげている病院が多いわけですが、一方癌以外の持病を持った方にとっては癌以外の治療は別の病院でしなければならないということも起こり得るようです。ですので癌以外は健康な人にとっては良いのですが、持病を持った方はもう少し広い範囲の治療科を持った病院の方が安心という面もあるようです。

もうひとつ癌治療の際にどの病院を選ぶのが良いかという大きな問題があります。ざっと言いますと通院できる距離なのか病院の実績なのかです。ここはやはり多少距離があっても実績のある病院を選ぶのが賢明なようです。妻がお世話になっている埼玉医大国際医療センター場合はそれぞれの癌専門の先生がいらっしゃるので、手術に関しても専門性が高いわけですが、病院によってはそうではないこともあるようです。

どうしてこんな事を書いているのかと言いますと、今後動悸が続いたとしても埼玉医大国際医療センターの場合は心臓の専門センターがあるので心配ないかなと思ったからです。もちろんそんな大ごとになって欲しくはありませんが・・・。とにかくこのペースで合併症の危険性が無くなる今週いっぱいをクリアすることが今の目標です。

普段の僕はあまり「頑張れ!」と言わないようにしていますが、今ばかりは「頑張れ!」です。