あれ全部趣味じゃなかったの

先日テンホールズハーモニカのベンドのことを書きました。そうしたらこんな動画を紹介していただきました。僕もこれが吹けるようになりたいなあと思ったので紹介します。

これは先日のセカンドポジションという奏法で吹いているので、曲のキーはGですがCのキーのハーモニカで吹いています。出だしの音階をハ長調の音名で表すと、レ レ ミ レ ミ レ ミ ソ ラ ラ シ ラ ミ ミ ミ レ ミ ソ ソ となります。

キーCのハーモニカの音列は下の図になります。

SUZUKIハーモニカからお借りしました

動画の出だしは低音の第1オクターブで演奏しているのでハーモニカにはラの音がありません。そこでシの音をベンドしてラまで1音下げているわけです。僕はベンドしてラが出せないわけではありませんが、難しいのはシからベンドして下げるのではなく、下げた状態でラの音を出すことです。しかも動画ではそのラをスタッカートで細かく吹いています。これが何気にかなり難しいと思います。なので僕もこれが吹けるようになってみたいものだなあと思うわけです。

その後も折を見てハーモニカを吹いていますが、やはりただただ力ずくで頑張ってやればよいというものではなく、力を抜いてもベンドができるようにならないといけません。これはギターの左手の押弦に似ているかもしれません。押弦も力ずくで押さえれば良いというものではなく、いかに力を抜いて押さえることができるかが大切です。

ということでこの曲がマスターできるように頑張りたいと思います。実は第1オクターブのベンドができてもできなくても僕の演奏には大きな影響はないので練習しなくても良いと言えば良いのですが、クリアしたいと思う感じは久しぶりに趣味で音楽をしているみたいで楽しいです。あれ全部趣味じゃなかったの。