この街で

昨日の続きになります。僕が聖書から、神がはなはだ良いと言われた世界をそもそものはなはだ良い世界へ回復する仕事をもらったと考えるようになってから、地元への思いに変化が生まれました。

若い頃に聴いていたフォークソングには、ギターを片手に貨物列車に飛び乗って旅をする歌うたいの物語が歌われることがあり、僕もいつからかそんな暮らしに憧れたり、どこかでそんな気分を持って生きてきました。

しかし先の聖書から気づきをもらい、今生きているところで自分ができることをさせてもらわなければ、という気持ちが起こってきたのです。そしてそれがこんな歌になりました。

このライブをしているギンイロヒコーキを始めてから10年が過ぎましたが、実は運営的には常に持ち出しという感じです。特にコロナになってからはなかなか厳しいものがあります。しかしこれを続けてきたのはここでできることを・・・、という思いからなんです。

とにかくスタートから自分たちでプランして始めたというよりは、始まることになった・・・、に近いものですから、神様から始めるように導かれた、と感じることも後押しをしくれています。

信仰って何かの役に立つのかどうか問題ってあると思うんですが、こうして信じることの中から始まり、継続し続けることってあるので、なかなか興味深い世界だと思います。

そういうわけで今日の「この街で」と昨日の「かけがえのない世界」は今の僕にとって欠かせない歌なんです。

なんと今日は今年初めてのライブです。短い時間ですがこの2曲はセットリストに入れてあります。やっぱり歌えることは嬉しいですね。