ささやかな繁栄
我が家では長いこと電気ケトルでお湯を沸かしていましたが、先日パタっとお湯を沸かしてくれなくなりました。
実はこの電気ケトルはちょっと困ったところがありました。それはお湯を注ぐ時に注ぎ口から周囲にお湯がこぼれてしまうことです。注ぐ度に辺りを拭かなくてはいけないのでけっこう面倒くさく、何度も買い替えようかと思ったことがありましたが、お湯は湧いているので使い続けてきました。それがとうとうお湯も沸かなくなったというわけです。
次の電気ケトルを買おうかと思った時に、「待てよ我が家にはケトルがあるじゃないか」という思いが湧いてきて、しばらくはそれを使うことにしました。お湯が湧くとピーピーと知らせてくれるやつです。
お湯を使い切らない時には携帯用のボトルにいれておきます。後でちょっとお湯を使いたい時にはこれも意外に便利です。いつまで続くかわかりませんがしばらくはピーピーでいきそうです。
ところで電気製品関係で言うと電気掃除機よりもホウキで掃く方が楽じゃない?と思うことがあります。ホウキなら狭いところや家具の下の方へも入りますしね。
電気製品は便利ですし欠かせないものになっていますが、改めて考えてみると本当に必要かどうか微妙な物もありますよね。ある意味電気製品をいろいろ揃えてきた背景には経済成長に置いてゆかれないようにと、自分レベルのささやかな繁栄を追いかけてきたという面があるのかもしれないですね。