飛行船とんだ
MAKOTO BOXチャンネルのsketchに、自分の作詞作曲によるオリジナル曲をアップしてから少し時間が経ちました。次は何をアップしようかなと考えているうちに思い浮かんできたのが「飛行船」という50年近く前に作った曲です。
この頃に作った曲の多くは忘却の彼方状態になってしまっていますが、この曲は当時結構歌っていた事もあり覚えていました。
録音は先日マイクプリを導入したこともあり、マイクで録音する勉強にもなると考え、ギターとベースとボーカルを試行錯誤しながら、今できる最上のところを目指して録り続けました。それぞれこれ以上はできない感がするまで何テイクも取り直したのがこの演奏と歌です。
まあそんな風に入れ込んで録音するのは良いことばかりではないのはわかっていますが、今回はレコーディングを自分なりに深める機会にしたかったということです。おかげでまた少しわかった世界がありました。
録音に関してはさらに上を目指そうと思えば、機材のグレードアップに始まって最後はスタジオが必要だ!までいってしまうと思います。そうなると優秀なエンジニアによるマイキングが欠かせなくなりますし、一緒に録音に携わってくれるディレクターも必要になってくるでしょう。ということは予算を立ててスタジオで録音するしかないということになります。
でも宅録の良さは外部のスタジオにはない緩さがあることです。今回の録音を外部のスタジオでやろうと思ったら6桁の金額がかかることは間違いありません。それは僕のような弱小ミュージシャンが個人でやるにはなかなかハードルが高いですし、販売目的を視野に入れずに録音することはまずないでしょう。
さて今回のレコーディングでこれからの大きな課題はミックスダウンです。この部分は作業の基本から知らないことだらけですし、プラグインの様々なパラメーターを調整するのに必要な言葉や中身もよくわかっていません。ミックスを終えてみるとなんか勘違いをしているような気持ちにさえなってきます。
そうそう最近ではミュージックビデオを観ると、その音はもちろんですがマイキングやマイクは何を使っているのか・・・、が気になる人になっています。人って変われば変わるものです。だから面白いのかな。
僕の飛行船も旅を始めているみたいです。