ほほえみの春
今日は東日本大震災から11年目となります。復興支援に携わってきた東北応援団 LOVE EASTは10年の活動継続を目標にしてきました。実は昨年釜石での「ありがと音頭フェスティバル」開催を予定しいました。それを10年の区切りとしてその後の活動方針を考える予定でしたが、コロナにより開催ができなくなり、東北応援団 LOVE EASTは11年目も継続中です。継続中とは言ってもコロナ禍では実質何もできない状態ですが、スタッフ(ボランティア)一同はコロナにより生まれたCAS(クリスチャンアーティストサポート)、そしてCCCアリシアの森(クリスチャンカルチャー コネクションズアリシアの森)のために力を注いでいます。
11年前の6月日韓共同で「愛と希望のチャリティーCD祈り」がリリースされました。
以下クリスチャン新聞からの引用です。
日本側はテーマが「祈り」であることもあり、被災者へ共感的な仕上がりになっている。その代表的なのが、復興支援の働きの為に作られた曲である岩渕まこと&岩渕由美子の「ほほえみの春」(公式サイトにある歌詞をぜひ参照していただきたい)。「これは自然の営みだと/何度言い聞かせても/目の前の悲しみをなくすことはできない」。この歌を聴いていると、米国のクリスチャン・アーティスト、スティーブン・カーティス・チャップマンのCD「Beauty Will Rise」(http://jpnews.org/pc/modules/smartsection/item.php?itemid=50 )が思い出される。「Beauty Will Rise」は娘を亡くした経験から生まれたCDだったが、そういえば、岩渕氏も娘を亡くした経験を持っていると聞いた。それぞれの体験は違うのだから、簡単に「わかる」とは言えないにしても、大きな悲しみ、苦しみを知っている者の言葉として響いてくる。
この「ほほえみの春」という曲はその後自CD「北上夜曲」にも収録しています。このCD音源はこちらからお聴きいただけます。→ 北上夜曲
10年目は区切りという思いがありましたが、11年目は新たな歩みの始まりのような思いになり、チャリティーCDのために制作した「ほほえみの春」の音源をリミックスしてMAKOTO BOXチャンネルにアップしました。
動画の中の写真は2011年4月に初めて伺った宮城県本吉や石巻で撮影したものです。終わりの方の動画はその後釜石で継続しているウクレレ会からです。
こうして書いているとシンプルに東北で出会ったみなさんにお会いしたいなあ・・・、と思います。