地球に優しいけど僕には厳しい

05/18/2023

以前友人が、僕の奥さんは地球に優しいけど僕には厳しい、と言っていたことを時々思い出します。

今回ニュース報道でロシア国民の方が、プーチン大統領は最高の愛国者だ!と言っているのを耳にしました。

最近我が国でも愛国ということばを時折耳にすることがありますが、今回愛国者ではなく愛地球者、愛世界者じゃなくちゃいけないんだと思いました。

もちろん愛世界なんていうとグローバル経済云々、一部の支配層云々ということを思われる方がいらっしゃると思いますが、愛国の中には排他的、排外主義的な要素が含まれていると強く感じました。

もちろん愛国と言っても様々かもしれませんが、強力な指導者の支配の元にある愛国は恐ろしいと思います。

実はロシアのウクライナへの侵攻が始まった時に、自分だったら武器を持って戦うだろうかと考えました。そしてその時には戦うだろうと思いました。しかし戦いに出ることは自分の命を差し出すということでもありますが、誰かを殺めるということでもあります。

そもそも平和というものは戦争にならないように日常的に努力を重ねるということだと思いますが、愛国を、自国主義を掲げている平和は核で抑止するということしかないような危ういものです。そしてそれは今回のように誰かが踏み出せば無に期してしまいます。

この星に人が住めなくなることを覚悟して西側の正義を貫き通すことが良いのかは遠い国の話ではありません。核ミサイルを1発打てば数時間で世界は壊滅的な惨状にになるとの試算もあります。

これまで愛国を唱える人たちにどこか釈然としないものがありましたが、今回のプーチン大統領は最高の愛国者だ!で答えを見つけられたように思っています。

さあどうやって地球を、この星を、ひいては明日の人たちを守るためには何をすれば良いのか、何をしなければいけないのかを自分のこととして考え始めなければいけないと思います。地球に優しく自分に厳しくですかね(汗)。