いのちがいっぱい
今朝妻は早朝に起き出して畑へ出かけて行きました。
最近ときどき紙と鉛筆を持って「・・・・・・・」と考えこんでいる時があります。「何してたの」訊くと「畑のレイアウトしてる」とのことでした。
正直僕はとても嬉しい気持ちになります。これまで稼ぎの少ない僕のおかげで、家族のこと、生活のことばっかりに頭と時間と労力をつぎ込んできた妻が夢中になれるものを見つけたからです。
昨年ひょんなことから始まった家庭菜園ですが、そのおかげで植物が実る不思議と収穫の喜びを知ることができました。
実は一時僕も草をとったりしたんですが、膝を痛めてしまい畑には出られなくなってしまいました。なので畑は現在完全に妻の領域となっています。
多分今朝は先日から頭を悩ませていたレイアウトが完成して、種や苗を植えにいったのではないかと思います。
妻と畑をみていると、妻にとっては新しい家族ができたような感じがするぐらい愛情を注いでいます。植えて育てる、育むことがライフワークなんじゃないかと思えるほど生き生きとしています。
ところで畑は不思議なところです。写真の竹の子も畑で採れました。もちろん掘って採ったのではなく、お隣の畑の方からいただいたんだそうです。それもちゃんとアク抜きまでしたものを3本も。おかげで思いがけなく竹の子料理に舌鼓を打たせてもらっています。
畑の問題のひとつは実れば実るほど食べきれなくなるということです。なのでご近所に差し上げたりするわけですが、喜んでいただけたら差し上げた方はその何倍もの喜びをいただきます。
いただいた方はこうしてブログに書くくらいなんとも嬉しい気持ちにさせてもらいます。
畑が、地下にも、地上にも、空中にも、そして宇宙にもいのちがいっぱいであることを教えてくれました。