浜石

01/08/2023

今日は釜石までの移動です。電車とホテルとセットで予約しているのですが、それらのチケットの受け取りも久しぶりなので少し余裕を見て出かけるので、我が家を出てからホテルまで8時間くらいかかります。やっぱり遠いですねえ。汗

ところで「舟の右側」という月刊誌に連載中の「失郷者」という小説があります。小説は浜石という町と東京を舞台にしていますが。この浜石は釜石のことと思われます。ちなみに画像は国立国会図書館サーチの画面です。

連載は1年ほど続いていると思いますが、改めて被災された方々の心情や本音、そしてそこへ外部から関わることになった人たちの葛藤や悩みが綴られていて、復興支援として伺うことのある自分にとってはとても教えられることが多いんです。とにかく毎号で目頭が熱くなります。

この小説のおかげでこれまで何度も伺ってきた釜石の方々が少し立体的に感じられるようになってきました。いや「人」を立体的に感じられるようになってきたということかも知れません。伺うたびに自分なりに心の準備をしてきましたが、被災された方々のことを表面的にしか感じてこれなかったように思います。

最近オンラインで会うことが多い方とリアルで出会うと「3Dだ!」と冗談を言い合うことがありますが、しかし考えてみると実はリアルで会っていても2D程度の認識しかできていない自分がいます。人との出会いを大切にしなければいけないなあと思わせられつつ・・・、結局出かけていけば自分のことで精一杯になってしまう自分です。

3年ぶりの釜石。僕も少しは成長しているのでしょうか・・・。

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