利き耳

早朝ということもありヘッドフォンで音楽を聴いています。ヘッドフォンで聴くと気になるのが自分の耳の左右の聴き取りバランスです。

ライブで僕が誰かとコラボしている時って僕は必ず客席から見て右側に座っています。どうしてかと言いますとその位置の方が相手の情報を捉えやすいからなんです。小坂忠さんと10数年デュオとして活動をさせてもらった時にずっとその立ち位置だったことの影響が大きいのかも知れませんが、右耳からの情報の方が捉えやすい気がしています・・・、と書きつつひょっとして利き耳の問題かもと思い始めました。

ちょっと調べてみたら電話をどちらの耳に当てるかや、微かな音を聴き取ろうとする時にどちらの耳を近づけるか、などの特徴である程度はわかるようです。そう考えると僕のきき耳は右のようです。左の人の方が芸術に向いているらしいので、鍛えられるのならばもう少し左耳を鍛えたいと思ってしまう私です。

長年シンガーソングライターとしてやってきたのに・・・、という声も聴こえてきそうですが、アーティストか職人かというと僕の場合は職人度が高いようにも感じています。もっとアーティストっぽくなりたいなあと時々思うんですよ。汗

だいぶ話が逸れてしまいましたが、左右の聴こえ方は音楽をやる上で、特にレコーディングでは重要になります。でも完全に左右の聴こえ方が同じという人はいないと思うので、音を数字にして見せてくれる計器類を使いこなすことの重要さが理解できます。