あなたが鳴らしてくれた鐘
先日SNSを訪ねてもらう応援をお願いしますと書きましたが、その後アクセス数が伸びているのが確認でき、皆さんの応援の思いと声が聴こえてくるような気持ちがします。そういえばこんな応援歌を作ったのでした。
このうたはハワイ在住の中村裕二牧師のために作った歌です。彼が癌を患って闘病している中で生まれてきた歌です。今はその歌が地球を一周して自分たちに向けて歌われている感じかもしれません。
妻は20年ほど前乳がんを患って手術と抗癌剤治療を受けたことがあります。乳がんはリンパ系の癌ということで完治は10年とのことでした。なので10年間はどこかに不安を抱えながら過ごしていたように思います。
当時の僕は慌てふためきまして、癌治療に関する本を読みあさりました。それらの本のほとんどが薦めていたことがあります。それは笑うこと、感謝することでした。そしてこんな歌も生まれてきました。
このヴァイオリンはシンガーソングライターの佐久間順平さんに弾いてもらいました。 実は佐久間さんにはデビューアルバムでマンドリンを弾いてもらっているんです。マルチプレーヤーですねえ。
そしてとうじ生まれたもうひとつの歌がこれです。
歌詞の中に「何がなくても〜何があっても〜」というフレーズが何度か出てきます。手術後にお医者さんから妻の切除した部位を見ながら説明を受けている時に、妻の切除した部位に僕がちゃんとお別れをしなくちゃと思ったものです。「何がなくても〜何があっても〜」にはそんな思いがこもっています。
そうです今日もどこからか応援の鐘の音が聴こえてきています。それはあなたが鳴らしてくれた鐘かもしれません。