ひとつぶの苺
ひとつぶの苺から人生初かもという喜びを味合わせてもらいました。それはそれは我が畑で収穫した苺だからです。
なんて書くと僕が耕して僕が植えて僕が収穫したみたいな感じですが、僕はほぼ何もしていないんです(汗)。僕がしたことと言えばささやかな草取りと多少の穴掘り程度で、後はたまの見回りと草取り作業の後にボーッとコーヒーを飲んだくらいです。
あ!それと「枝豆、トウモロコシ、落花生を植えたい」と、のたまわっただけです。
実は最近畑をケアしているのは由美子さんであります。先日由美子さんが畑から帰った後に我が家のテーブルに3個の苺がちょこんと並んでいました。「え!これって畑で採れたの?」と訊くと「そう」との返事。早速ひとつもらって口に入れました。
じんわりと広がるその味は確かに苺でした。畑というものを手入れして育てた作物を食べたのは生まれて初めての経験です。そうこんな小さなことでも何かが豊かになるんですね。ふわーっと。
自分を幸せにしてくれることを大きな出来事や物に探しがちですが、ひとつぶの苺がこんなに幸せにしてくれるとは気持ち良い驚きでした。
と言いつつも由美子さんの「どれだけ大変だったか・・・」という声が聞こえてきそうです。