人生はずっと研究

宅録で難しいことのひとつは外部や自宅内からのノイズ対策です。スタジオレベルに近くしようとすれば大変な工事が必要になりますので実際には無理です。なのでギターの音は普通のマイクを使わないでギターに取り付けているマイクから拾うようにしたくなります。それならば外部のノイズを拾わないのでノイズによる中断や録り直しをしなくても良いからです。

コンサート等はその方法で出力をする事が多いのですが、その場合はスピーカーからの音が会場の空気を介して聴衆の耳に届くので、ピックアップやエンジニアの力量にもよりますがけっこう自然な感じになります。しかし録音となると直接録音されるので普通のマイクで録った音とは大きく異なってしまいます。

普通のマイクで録るのが大変でもボーカルは普通のマイクで録るしかないわけですから、ノイズがない時をねらって録ってきました。そして最近はおそるおそるギターも録るようになってきました。

というのも多少環境ノイズがあっても収録してみるとキニナラナイ、あるいはワカラナイというケースが多いことがわかってきたからです。そういう意味ではYouTubeにアップする音源の録音を重ねてきたことはいろいろと有意義だと思っています。

昨日はアコギ2本、エレクトリック2本、ベース打ち込みでオケを作っていました。今日はそのミックスをする予定にしています。わからないことがあるからこそ発見する喜びもあるわけで、やはり人生はずっと研究だなあと思っています(笑)。