横一直線

仕事部屋のスピーカーの設置位置による左右の周波数特性や音量差を修正するために導入したSoundID Referenceはとても重宝しています。

「歌声ペトラ」の楽曲をレコーディングし始めてこの秋で2年になります。この間いろいろな課題が生まれ、それらに取り組む中で改めてレコーディングの奥深さを教えられることとなりました。

画像はSoundID Referenceの画面です。緑の曲線がコンピューターから出力されている音の周波数特性ですが、SoundID Referenceが補正を加えて横一直線のフラットな音にしてくれているわけです。

次の画像は緑のラインが2本違っているところがあります。この画面は机の正面に設置している小型スピーカーAURATONEの補正画面です。緑の線が違っているところがありますが、これは左右の設置環境の違いからくる音量と周波数の違いなんです。

最初の画像のラインが1本だったのはヘッドフォンの補正なので周囲の環境の影響を受けないからです。

画面の右端の丸を上下に動かすと音量をコントロールできますが、昨日気になって上下に動かしてみたら聴こえてくる音量が変わらないことに気がつきました。どうやらアプリが立ち上がってレベルメーターが動いていてもちゃんと出力していない可能性が出てきました。今度メーカーに訊いてみようと思います。

「歌声ペトラ」の方も昨日アップした音源から録音のやり方を変え始めました。最近はギターと歌をマイクで録音することにこだわってきましたが、これからはそれ以外の楽器もMIDIで鳴らして録音していくことにしました。目標はミックスの学びです。

SoundID Referenceでフラットな音を聴くことができるようになったので、基準になる良質のCD音源に近づけるチャレンジをしてみようと思い始めたんです。ぜひお付き合いくださり感想等々お寄せ下さったら嬉しいです。