ギターとピックアップ(4)プリアンプ等
昨日までレギュラースケールにトンプソンからショートスケールのトンプソンへメインギターを変えたことから、ピックアップ交換に至るまでの経緯を書いてきました。
昨日洪栄龍さんが連絡をしてくださって、ある重大なことが判明しました。それは僕がメインにしたギターのスケールはショートではなくミディアムスケールだったということです。恥ずかしながらミディアムスケールなんていう分類があることを昨日まで知りませんでした。
ギターのスケールで検索してみるとあの音家さんのサイトがヒットしました。興味のある方はこちらのアイコンをクリックしてください。
で前回はミディアムスケールのトンプソンへ(オホン!軽く咳払い)K&Kのピックアップを取り付けたところゲイン(出力)がとても小さいことがわかりました。そして音の劣化を防ぐためにまずプリアンプに接続するように考えたところまでを書きました。
実はL.R.BaggsのパラアコースティックDIというプリアンプにはループ機能があります。この機材を選んだのはその機能があったからでもあるんです。ループ機能というのはプリアンプに入力した信号を一度外部に出力してもう一度プリアンプに戻して最後にまとめて?出力するという機能です。
この機能を使うためにはYケーブルという特殊なケーブルを使うので注意が必要です。僕はモガミのケーブルを使っていますが、できればと言いますかマストで良いケーブルを使うことをお勧めします。
で、以前の接続順番はこうでした。
そしてこうしました。
個人的にはボリュームペダルをループに接続しようという閃きがグッドでした。
まあ接続をシンプルにしたこととルーパーやコーラスのエフェクターを動かす電源も無くなったので多分ノイズ軽減にはなっていると思います。さらにA.B BOXというAとBを切り替えるための機材を入れています。何に使っているのかというとAはプリアンプへ戻し、Bはどこへも送らないようにしています。これでミュートができるわけです。ライブでのチューニングやギターへ接続しているケーブルの抜き差しをする時にあった方が良いんです。
実はこのAB BOXは注文して作ってもらったものなんですが、AとBのどちらに接続しているかをランプが示してくれるようになっています。この為に電源が必要でしたが、考えてみるとランプが点かなくてもわかると考え電源を外しました。
このセッティングはとても良かったです。それまで気になったところが解消されました。
さて手書きの絵?のボリュームペダルにHとLと書いてあるのに気づかれましたか。これにも秘密があります。明日はそこについて書いてみます。(続く)