ギターとピックアップ(5)HとL
昨日はK&Kのピクアップのゲインが低いことから、プリアンプ等の接続を変えたことを書きました。その接続の様子を描いた(汗)手書きの図のボリュームペダルに「H」と「L」と書き加えた件について今日は書くと予告しました。しかしこの件に関して僕はあまり得意ではないのでそんな程度にお読みください。
この「H」と「L」はインピーダンスに関してのことで「H」はハイインピーダンス、「L」はローインピーダンスのことです。インピーダンスとは何?ということで検索してみると「交流回路における電気抵抗の値」なんていう解説に出くわします。そして一層分からなくなります。汗
以前こんな図を見たことがあります。島村楽器さんのサイトがわかりやすかったのでリンクさせてもらいます。興味のある方は下の図をクリックしてください。
この図のようにインピーダンスの説明にはホース(水路)と水を使うことが多いんです。同じ水を流すのにホースが太い方が流れやすいのですがその分余計なものまで巻き込んで流してしまいます。逆に細いホースで同量の水を流そうとすればそれだけ圧をかけないと流れません。太いホースがハイインピで細い方がローインピになります。音楽の世界にはロー出しハイ受けという言葉があります。ひとまずハイで受ければ良いというわけですが、この辺りから僕も分からなくなってきます。
ならばボリュームペダルは全部ハイでいいじゃないかですよね。でもボリュームの場合はインピーダンスのマッチングが必要なようです。特に僕のようにプリアンプからのループ(センド&リターン)に挟み込む場合はマストでローインピのボリュームペダルにしなければいけません。
実はローインピのボリュームペダルは手放していたので、今回試しにハイインピのペダルを使ってみましたが音の劣化もさることながらボリュームの変化のカーブが急激で使い物になりませんでした。その理由はじっくり考えればわかるのだろうと思いますが。知っている人がいたら教えてください。汗
ということで昨日描いた図のような接続で落ち着いたというわけです。
これでヘッドフォンで鬼聴きすれば別ですが、スピーカーで聴く分にはノイズ問題もなくなりました。
最終的なノイズはアースを取らないと解決しないノイズです。奏者がギターの金属部分に触れると消えるやつです。
ということでK&Kのピックアップでアースを取ることができるのかを横山さんに訊いてみました。明日はそのことを書こうと思います。(続く)