デッドポイント

昨日の「ギターとピックアップ」を読んでくださったギタリストの洪栄龍さんから「少し詰まった感じがするところはデッドポイントと言うんだよ、さらにヴァイオリン系の楽器にはウルフポイントというのもあるんだよ」と教えていただきました。

デッドポイントということはどこかで聞いたような気もしますが、ウルフポイントは初めて聞きました。早速ネットで検索してみるとそれぞれのサイトがヒットしたので興味のある方はお出かけください。動画もあって良くわかります。

デッドポイントとは何ぞや

ウルフトーンとは?

デッドポイントは特にネックの状態に影響を受けるようです。なのでそれを解消するものがフェンダー社から発売されています。

これはヘッドに取り付ける錘で、ネックの重量バランスを変化させてポイントを解消(というよりは移動が正確かも)させるものです。こんなものがあるなんて知らんかった。

このデッドポイントに関しては僕のような弾き語り人間にはあまり影響がありませんが、ソロでメロディーラインを弾くギタリストにとっては大きな問題です。その弦のその音程だけ音が伸びなくなるわけですから。別なポジションを使うことも考えられますが、前後の運指がありますからそれも大変です。

ところでウルフトーンの方のサイトにはウルフトーンを解消させる動画がありました。これもとても興味深かったです。ウルフキラーという弦に取り付ける錘も販売されていますが、この動画ではボディー側の弦を載せる駒を職人さんがわずかに削ってウルフトーンを解消させてゆきます。

そう!楽器ってこういうことなんだよね!と深く感銘を受けました。もっと楽器のことを知って大切にしなくちゃ。