アコギ弦の大相撲秋場所

今月に入ってから数回歌ってきましたが、その度に使用弦が異なっているんです。9月10日はマーティン、15日と17日はアーニーボール、そして今回の沖縄ではダダリオです。ゲージ(太さ)は全て11-52という標準よりも少し細い弦です。

どうしてこんなことをしているのかと言いますと、まずはそれらの弦を持っていたからです。全て以前使っていた時に予備として持っていたと言うわけです。どれかに決めて弦を買ってしまえばそれだけのことですが、ちょっとした気持ちの変化があって、それぞれの弦を改めて試奏してみようと思い立ちました。

今の所マーティンの弦を使う可能性が高いと感じています。他の弦もそれぞれ優秀な弦ですが、マーティンが一番アコギっぽい音がする感じがしているからです。面白いことにみんなゲージは同じなんですが、マーティンが一番張りが強いようにも感じます。そしてダダリオ、アーニーボールの順番に弱くなって行くような感じです。弦が柔らかく感じるのは左手としては弾きやすいのですが、音はマーティンに軍配を上げています。実はもう一種類アーニーボールの別のタイプの弦もあるので、それを試してみて今後使う弦を決めようと思います。

音で弦を選ぶと言いながら、価格も選考の大きな要素です。ほぼコンサートの度毎に張り替えるにはワンセット1000円くらいまでが許容範囲だと思っています。それよりも高い弦は良い音がして当たり前だろう・・・なんて思ってしまいます。

さあアコギ弦の大相撲秋場所はどれに軍配が上がるでしょうか。