欠けることはマイナス?

妻の闘病に伴い、年内の泊まりを伴うコンサートをキャンセルさせていただいている中、先月のアリシアの森のスタッフミーティングで、オンラインお茶会等のプログラムを今後続けられるかどうかをスタッフと相談しました。話合う中で次第に一時休止をせざるを得ないのではないかという方向になりかけたのですが、ふとFacebookのテーマトークお茶会のチャットグループの方に助けてもらえないかというアイデアが生まれてきました。

そして思い切ってお願いしてみたところ、11月のフリートークお茶会、佐賀県人会、テーマトークお茶会の司会進行を3人の方に担っていただ区ことができました。特にテーマトークお茶会はプレゼンターを務めてくださる方に、司会進行から録音までの全てをお願いする事になり、大変なことをお引き受けいただいたと感謝しています。もちろんアリシアからは毎回ひとりのボランティアスタッフの方がzoomの開け閉めのために時間を割いてくださっています。

お茶会は「村長のフリートークお茶会」と一応「村長の」とついていますので僕がいないのは申し訳ない事なのですが、期せずしてアリシアの森の村人の方々によって運ばれるオンラインミーティングが始められたことは、これこそアリシアの森の夢の実現だと気がつきました。妻の闘病は辛いことですが、これぐらいの出来事がなければ今回のような大きな変化を生み出すことはできなかったように思います。

以前から僕は何かが欠けることはマイナスばかりではなく、プラスが生まれることがあると考えてきました。何かが欠けることは、新しい何かが始まってゆくことだと考えていたからです。今回の一連の流れはまさにそういうことです。

こんな中アリシアの森はサイトをリニューアルしています。サイト内でコミュニケーションができるようにするためのプラットフォーム構築はなかなか大掛かりなことですが、時間をかけてLampMateさんが取り組んでくださっています。リニューアルの暁には、村人の方々に育てていただけるサイトになることを願っています。これを読んでくださっているあなたも、一緒に森の住民として森を育ててくださることを願っています。それはクリスチャンという枠を超えてこの国や世界のためにも役立つことになるはずだと信じています。