二人のため〜世界はあるの

ウインクで譜めくり、を書いてから数日間、ブログをご無沙汰してしまいました。これほどご無沙汰したのはブログを始めてから初めてのことだと思います。ただ特に大きな問題があったということではないので、どうぞご心配なさらないようにしてください。ただ妻の闘病という大きな変化の中での、大きな問題ではないということなので、なんでもないというわけではありませんが、大丈夫です。

さて妻の闘病から教えられていることは、生活の変化に対応する必要以上に自分たち自身が変化しなければならないことだと感じています。いつからなんでしょうか、特にコロナ禍においては無茶苦茶やってきたなと思います。多分夫婦共に完全キャパ越えだったんだと思います。キャパ越えをしていると次第にそれが当たり前になってきます。そして結局倒れるまでやっちゃうということになるわけです。でもこれらは強いられてしてきたことではなく、自発的にそうしてきたことですから、これが自分たちの人生なんだなと思います。そして今、妻の闘病という緊急ブレーキがかかったと理解しています。

妻は2度目の癌との闘いを強いられています。最初は20年前の乳ガンでした。そして今回は消化器系の癌です。素朴に今回は僕だったら良かったのにと思いました。子供さんが思い病に罹った時に親は「代れるのならば代わりたい」と思います。しかしそれは叶いません。今回の妻の闘病に関しても同じです。

そんなことを思い巡らせている中で気がついたのは、代われはしないが、自分の時間を使うことはできるということでした。命とはある意味時間でもあります。自分の時間を妻最優先にすれば、代わることに近いのではないかと考えました。そしてそのように暮らしてみることにしました。いや「みることに」ではなく「べき」なのだと思っています。

というわけでブログの更新が滞ったり、YouTubeの配信もままならなくなることも考えられますが、ままならない時にはそれなりにやっている時です。いつか自分たちの変化が音楽になって姿を表してくれたら楽しいなと思っています。

朝に机に向かうことをしないで過ごしたここ数日、若かった頃の気ままな暮らしをしていた自分を思い出していました。ライブやスタジオミュージシャンの仕事以外は公園でテニスの壁打ちなんかをして過ごしていました。あの頃は時間をたっぷり持っていたんだなと思います。そんな時の感覚をふと思い出したんです。

妻の闘病を機に第2の新婚時代みたいに過ごせたら良いなと思います。「二人のため〜世界はあるの」ですね。