天使のメロディー
昨日午後の京都でのライブでは会場に懐かしい方、久しぶりの方々が何人かいらっしゃいました。その中には終演後にお話ができなかった方もいらっしゃってちょっと残念でした。写真は昔からの友人が撮ってくれたものです。
昨日は夫婦では初めて歌った曲や新しいアレンジで歌った曲もありました。
その中のひとつは「天使のメロディー」という曲です。この曲は4人の孫の中で一番下の男の子のことを歌った歌です。彼はアンジェルマン症候群という障害を持って生まれてきました。彼も家族もこの先様々な困難に見舞われることと思います。そして僕は彼とその家族を通して「共に生きる」ということを探られています。
「愛」や「愛する」という言葉自体は簡単に口にすることができますが、アクセサリーとしての「愛」ではなく実用としての「愛」となると簡単ではありません。そして「共に生きる」も同じです。
僕は長いこと、愛や愛することがまだよくわからないと思ってきました。しかしこの孫とその家族を通して愛や愛するということがいくばくか見えてきたような感じがしています。
ちょうど今日はイースターです。この世界のために十字架に死なれたキリストがよみがえられた朝に、このような重い現実の中にあっても僕には一筋の光を感じるセンサーが与えられているようです。それが神を信じるということなのかもしれません。
今年のイースターはこれまでとは少し違った思いで迎えた、忘れられないイースターになりそうです。