50/50

昨日のコンサートでは初めて使うギターケーブルと自分で初分解掃除をしたハーモニカを使いましたが、無事に終えることができました。

KAMINARI GUITARSのアコースティックケーブルの使用感ですが、昨日はいつもの音響チームではなかったのでBELDEN#8412と単純に比較はできないのですが、BELDENに比べる全体にカチッとした感じがあるかなと思いました。カチッとしたというのは単純に固いということではなく、抑制の効かせ方とでもいうのでしょうか。特に中高音域にある華やかさがあって1弦や2弦の華やかさが表現されているように感じました。低域は音量が出ている(出ていますが)というよりは豊かと表現した方が良いのかもしれません。これからはKAMINARIメインに使っていこうと思いますが、BELDEN#8412も優れたケーブルなので状況によって使い分けることもありなのかもしれません。音の違いはほぼ好みの領域かと思います。

ところで先週はソロでのコンサートが2回続き、昨日はデュエットでのコンサートでした。改めてソロとデュエットの時の自分の感覚の違いをいろいろと考えさせられています。もちろんこれまでも何か違いがあるなとは感じていましたが、あまり真剣に考えることはなかったんです。

これまでもデュエットの方が柔らかな感じがして良いですねえ・・・、という感想をいただくことがありましたが、なるほどなあと思います。というのはデュエットの場合は自分100で臨んでいないということなんでしょうね。ソロの方がある意味自分100なのでちょっと硬派な感じがするのかもしれません。

デュエットで歌うのはバンドで歌う時ともちょっと違っていて、バンドはメンバーとやりとりをしながらではありますが自分100と言えば自分100なんです。でもデュエットというのは50/50にしないと成立しない不思議な世界なのかもしれません。

ソロとデュエット、あなたはどちらがお好きですか。